楽園収穫祭 - LIVE SET

2026.10

楽園収穫祭 - LIVE SET

Spatial Direction


インディーズ音楽プラットフォーム「Eggs」が主催する、ガールズバンドを中心としたライブイベント「楽園収穫祭」のステージセットを担当しました。2024年夏に東京・下北沢で初開催されて以降、全国各地で展開されており、「桃ノ歌ゲ」「海ノ歌ゲ」「秋ノ豆マキ」など、季節やテーマに応じたサブタイトルを掲げ、バンドの対バンライブやアコースティックライブを開催しています。


今回のテーマは「秋ノ豆マキ〜ラックミュージック☆ナイト」。3ピースバンド「みじんこらっく」との共催企画として、ギター・ヴォーカルの豆粒さんによる弾き語りとバンド演奏を含めたLIVEでした。


DESIGN CONCEPT : TOWARD THE HARVEST MOON

 ー 眼差しの、その温もりで実ってゆく。


豆粒さんの弾き語りCDのジャケットに描かれた三日月のイラストを拡大してステージに使用するのはどうか?というアイデアが出ていたため、「TOWARD THE HARVEST MOON ( 収穫の月に向かって )」をデザインコンセプトに設定しました。



収穫という営みを「育ち・実り・収穫」の3つの過程に分け、月の満ち欠けになぞらえています。豆粒さんを象徴する「三日月」を、まだ満ちていない「育ち」の段階に、今回のイベントにもゆかりのある「十三夜」を、積み重ねてきたものが形になりはじめる「実り」の段階に重ねました。

月が少しずつ満ちていくように、バンドもまた、ファンから受け取る温かな眼差しや声援、積み重ねてきた時間によって成長し、やがて「収穫」の時を迎えます。そして収穫は終わりではなく、次の種をまく新たな始まりでもあります。

今回の収穫祭を、これまでの歩みを振り返りながら、さらなる実りへと向かう一夜と捉え、その先にある満月のような、みじんこらっくのさらなる飛躍への願いをステージセットに込めました。


三日月はステージの照明によって陰影が楽しめるよう、モデリングペーストで凹凸をつけています。「TOWARD THE HARVEST MOON」というデザインコンセプトから、星空をイメージしたカーテンライト、温かみのあるLEDキャンドル、パンパスグラスや彩度の低い造花を用いて、秋らしい印象を演出しました。


月を愛でるお月見のように、観客がバンドの成長を見守り、その先の飛躍をともに願う空間を目指しました。



LIVE PHOTO

Photo By 小野 秀梧
https://www.instagram.com/onoshuugo_photo

MA+OI / Yui Katagiri

Space Design / Event Design / Association Design MA+OI代表 . 空間と時間のデザイナー . クリエイターズアソシエーション MA+OI HUB企画運営 浅草KAMINARI / オドリバディレクター . KAMINARIコミュニティーマネージャー 東京浅草のデザインオフィスです。 / 片桐 結

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